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「砂石〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

砂石の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
の上へ 「水内は古代には一面の水沢であったろう――その証拠には、飯山あたりの町は砂石の上に出来ている。土を掘って見ると、それがよく分る」 種々の土地の話を聞き....
みちの記」より 著者:森鴎外
牛の牢という渓間にゆく。げに此流には魚栖まずというもことわりなり。水の触るる所、砂石皆赤く、苔などは少しも生ぜず。牛の牢という名は、めぐりの石壁削りたるようにて....
谷より峰へ峰より谷へ」より 著者:小島烏水
雨雲が真ッ黒な岩壁に、のしかかっている。 岳川岳の方から「白出し沢」という白い砂石が押し流して来ている、両方の川縁の浅そうなところを選って、右左とS字状に縫っ....
芽生」より 著者:宮本百合子
もりがらすの電燈が見え始めた。この頃道ぶしんで歩きにくく、わざとする様にまかれた砂石の道を人の居ないのを幸に足の先の方で走ってくぐりをあけるとすぐうたをうたう様....
妖怪学」より 著者:井上円了
木は水の生ずるところにして、なんぞ両母あらんや。金はもろもろの鉱類最も多くして、砂石もまた鉱質の部分なり。なんぞ、必ずしも金はいずれの地にも生ずるものならずとい....
知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
に着く。 おのずからなる石の文理の尉姥鶴亀なんどのように見ゆるよしにて名高き高砂石といえるは、荒川のここの村に添いて流るるあたりの岸にありと聞きたれば、昼餉食....
層雲峡より大雪山へ」より 著者:大町桂月
ほんの少しばかり突起するだけにて、見渡す限り波状を為せる平原也。その平原は一面の砂石にして、処々に御花畑あるのみにて、目を遮るものなきのみならず、足を遮るものも....
向嶋」より 著者:永井荷風
を留《とど》めていなかった。枕橋のほとりなる水戸家の林泉は焦土と化した後、一時土砂石材の置場になっていたが、今や日ならずして洋式の新公園となるべき形勢を示してい....