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「砲座〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

砲座の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
蓑笠を着た数百人の人夫が山から大木を伐り出す音だけでも周囲に響き渡った。そこには砲座を定めて木の幹を畳むものがある。ここには土居を築き土俵を積んで胸壁を起こすも....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
》をも許す戦争ではとがむべきことではないが、いかにも巧みになされていたので、敵の砲座を偵察せんため午前九時に皇帝からつかわされたアクソーもまったく気づかず、立ち....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
作者)と政府とがいっしょになったものである。)――オーブリー・ル・ブーシェ街には砲座が設けられている。――ロボーとブュジョーとは相談をした。ま夜中に、あるいは遅....
だいこん」より 著者:久生十蘭
といった、鉄で張った広いプラットフォームのようなところへ連れて行った。すぐそばに砲座からはずされた高射砲がころがっていた。 「ここは旗甲板……信号旗をあげるとこ....