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「砲艦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

砲艦の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳥羽伏見の戦」より 著者:菊池寛
夜近臣数人と天保山沖で軍艦開陽艦に乗ろうとしたが、暗夜のため見つからず、先ず米国砲艦イロユイスに身を寄せ、翌七日開陽艦に移乗し、八日の夜抜錨して江戸に向った。 ....
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
として前にあり。松島を旗艦として千代田、厳島、橋立、比叡、扶桑の本隊これに続ぎ、砲艦|赤城及び軍見物と称する軍令部長を載せし西京丸またその後ろにしたがいつ。十二....
日本脱出記」より 著者:大杉栄
と、ロシア人の中の若い学生十人ばかりとだった。 フランスの水兵は、揚子江上りの砲艦に乗っていたのだが、満期になって国へ帰るのだった。始終一緒になって、何かの鼻....
烏の北斗七星」より 著者:宮沢賢治
杜《もり》に進むところでした。 二十九隻の巡洋艦《じゅんようかん》、二十五隻の砲艦《ほうかん》が、だんだんだんだん飛びあがりました。おしまいの二隻は、いっしょ....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
隻の敵艦が『旗風』をとりかこんで、滅茶苦茶に砲撃をはじめたのだ。その中には米国の砲艦『グアム』もいるではないか! 「よし、あいつを狙え!」 少佐は『グアム』を....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
船《タルタアヌ》、マルタ島のトロール船、バクウの石油船。そうかと思うと古風な三檣砲艦《モニトール》なんてのもいる。だから、独逸《ドイツ》の潜水艦だってそのへんの....
撥陵遠征隊」より 著者:服部之総
正真正銘の合衆国遠征隊が、三艘の蒸汽船の代りにフリゲート一隻、コルヴェット二隻、砲艦二隻からなる大艦隊を伴い、牧師と山師の代りに全権ロウおよび提督ジョン・ロージ....