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「破廉恥罪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

破廉恥罪の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
労働者農民の国家とブルジョア地主の国家」より 著者:宮本百合子
法律上精神に異状ありと認められたる者、発狂者並びに後見に付せられたる者。 (ト)破廉恥罪又は金銭上の犯罪のために法律又は裁判所の宣告により一定の期間ソヴェト選挙....
日本の秋色」より 著者:宮本百合子
た。けれども、恥の考えようもおのずから深浅ありと云おうか。私共には、前司法大臣が破廉恥罪で下獄すると報道されている同日の新聞に、前鉄相が五万円の収賄で召喚される....
明日への新聞」より 著者:宮本百合子
るものは極めて意味深く近代日本というものの本質を示していると思う。犯罪統計のうち破廉恥罪以外で投獄された人民の第一位を、新聞取締法違反によって告発された執筆者た....
ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
付すべからざることですが、退校は少しく酷にすぎはしますまいか」 「いや、あいつは破廉恥罪をおかして平気でいます、人の畑のいもを掘る、駄菓子屋の菓子をかっぱらう、....
光は影を」より 著者:岸田国士
た。 父は、ざつと彼の報告を聴いて、 「そうか、そんなことなら、まあよかつた。破廉恥罪と違つて、単なる青年の軽挙妄動だな。まさか、ほんものゝ赤じやあるまい」 ....