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碧雲
「碧雲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
碧雲の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「佳日」より 著者:太宰治
写真なら、一、二枚あったと思います。」 はるかに紫禁城を眺めている横顔の写真。
碧雲寺を背景にして支那服を着て立っている写真。私はその二枚を山田君に手渡した。 ....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
夜半亭の雅名を用うれど、画には寅《いん》、春星、長庚《ちょうこう》、三菓、宰鳥、
碧雲洞《へきうんどう》、紫狐庵等種々の異名ありきとぞ。かの謝蕪村、謝寅、謝長庚、....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
ようにきれいになり、涼しげな月が赤道上の山々のかなたにかかっている。) 雪峰巍立
碧雲間、鎮圧閻浮幾万関、鶴林一夜煙散後、空留唯我独尊山。 (雪の峰があおみをおび....
「三国志」より 著者:吉川英治
春は来ぬ けむる嫩草に ※々たり 双燕は飛ぶ ながむれば都の水 遠く一すじ青し
碧雲深きところ これみなわが旧宮殿 堤上、義人はなきや 忠と義とによって 誰か、....