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磨りガラス
「磨りガラス〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
磨りガラスの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「港の妖婦」より 著者:田中貢太郎
ずしていて時間が経ってはつまらないと思いだした。彼は横街の方から洋食屋へ往った。
磨りガラスの障子がすこし開きかけになっていた。もう夕方のように微暗い土間には七つ....
「死児を産む」より 著者:葛西善蔵
裏側と三間とは隔っていない壁板に西日が射して、それが自分の部屋の東向きの窓障子の
磨りガラスに明るく映って、やはり日増に和らいでくる気候を思わせるのだが、電線を鳴....