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礼記
「礼記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
礼記の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
んで野干と為《な》す語は訛なり、けだし野干は別獣なり〉と記す、※の音岸また※、『
礼記』玉藻篇に君子|※裘青※褒《べいきゅうせいかんのたもと》、註に胡地の野犬、疏....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
い。 東洋でも西洋でも古来兎に関し随分間違った事を信じた。まず『本草綱目』に『
礼記』に兎を明※《めいし》といったはその目|瞬《まばた》かずに瞭然たればなりとあ....
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
ら、家齊公には意外に思召され、其の理を御質問遊ばされますと、大學頭様は五経の内の
礼記と申す書物をお取寄せになりまして、第三|巻目の檀弓と申す篇の一節を御覧に入れ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
将の標識に誂《あつら》え向きの物ゆえ、いやしくも馬ある国には必ず白馬を尊ぶ。 『
礼記《らいき》』に春を東郊に迎うるに青馬七疋を用いるの、孟春の月天子蒼竜(青い馬....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
伏して行《ある》き人のごとく走る、その名を※々という。人これを食えば善く走る。『
礼記《らいき》』に〈猩々善く言えども禽獣を離れず〉など支那に古く知れたものでもと....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》』いわく、〈長鳴鶏は高大常鶏に過ぐ、鳴声甚だ長し、終日啼号絶えず〉とあるが、『
礼記』に〈宋廟を祭るの礼、鶏は翰音《かんおん》という〉、註に〈翰は長なり、鶏肥ゆ....
「連環記」より 著者:幸田露伴
粟津の浜に精兵を率いて駈通るような文章を作る男だけに、檀弓は六国の人、檀弓一篇は
礼記に在りと雖も、もと伝聞に出ずるもので、多く信ず可からず、というような論は、云....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ば国安しとありて、和漢とも、農を重んずる所以《ゆゑん》なり。農事の軽からざる例は
礼記《らいき》に、正月、天子自ら耒耜《らいし》を載せ給ひて諸侯を従へ、籍田《せき....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
終ると一等となり、孟子と大学を終ると二等、中庸小学で三等、詩経書経で四等、易春秋
礼記で五等となって、これで素読が終るのである。それから意味の解釈となり、講義や輪....
「ドナウ源流行」より 著者:斎藤茂吉
五台山に入って修道中、人のために殺されたというのであった。慈覚大師の『入唐求法順
礼記』に「到。」こう書いてある。最澄は延暦二十四年六月に帰朝して、八ヶ月余しか向....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
り忠は宦成に怠り病いは小|癒に加わり、禍いは懈惰に生じ孝は妻子に衰うという、また
礼記にも、狎れてしかしてこれを愛すといえり」
講義をしている老人の位置が、おそ....
「孔子」より 著者:和辻哲郎
八個所を数えることができる。次は『孟子』で十四個所、その次は『左伝』で九個所、『
礼記』は六個所である。これらのいずれにも関係のない個所を拾い上げると、 (一) ....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
金堂に安置せられていたものでないことも、『濫觴記』等に伝えられている。『七大寺巡
礼記』には、この八部衆はもと額田部寺の像であって西金堂に移した後毎年寺中に闕乱の....
「穀神としての牛に関する民俗」より 著者:中山太郎
いているが、要するに陰陽道の理由に過ぎぬので今は省略した。さて、この土牛の行事が
礼記月令の季冬命有司、出土牛、以示農耕之早晩、思想に負うている事は明白である。た....