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社司
「社司〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
社司の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
合祀の不法を諤議《がくぎ》せるは、全国にただ一人あるのみ。伊勢四日市の諏訪神社の
社司|生川《なるかわ》鉄忠氏これなり。この人、四十一年二月以降の『神社協会雑誌』....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
嗣子本居|大平の親しい学友であり、橘曙覧の師に当たる。その青年時代には尾張熱田の
社司|粟田知周について歌道を修め、京都に上って冷泉殿の歌会に列したこともあり、そ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
島にある祭なり。この島猴もっとも多し、毎年二月十一日申の日を限り、同国島の八幡の
社司七日の間|祓《はらい》を行い、申の日に至りてこの島に来り、猿の口開の神事を行....
「茸の舞姫」より 著者:泉鏡花
いでも、夜露ばかり雨のないのに、その高足駄の音で分る、本田|摂理と申す、この宮の
社司で……草履か高足駄の他は、下駄を穿かないお神官。 小児が社殿に遊ぶ時、摺違....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
首 同 弟 直義の首 主膳はムカムカとしました。 その途端、後ろの方、
社司の住居あたりで、甲高《かんだか》い人声がする、 「申し分があらば、三田の四国....
「周防石城山神籠石探検記」より 著者:喜田貞吉
、石城神社の楼門を見、妙見宮のほとりに至れば、そこには県会議員難波作之進君、当社
社司石原堅磐君、塩田村長田中邦五郎君、同村小学校長石川健輔君はじめ、有志の方々十....