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「社日〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

社日の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
山越しの阿弥陀像の画因」より 著者:折口信夫
米を供えて日を拝むとある。(柳田先生、歳時習俗|語彙)又おなじ語彙に、丹波中郡で社日参りというのは、此日早天に東方に当る宮や、寺又は、地蔵尊などに参って、日の出....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
四十四年四月一日、曇晴。午前八時、多数の知友に送られて新橋を発車し、十時、郵船会社日光丸に入乗し、正午、横浜を出港す。本船のトン数は五千五百四十七トンにして、八....
フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
。淫猥とも俗悪とも、それがその悪達者なだけにとても見るに堪えない代物なのである。社日ざくらに十神やま やんややんやと、観衆が笑いこけこけ喝采する。手をたたく。....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
臼の音を聴いて、米がもうなくなったらしいと、急いで降りて来られると言う村もある。社日というのは旧二月の彼岸のうち、または最もそれに近い戊の日ということになってい....
ダルマ船日記」より 著者:山之口貘
下流六郷川の沖を過ぎた頃、真正面には、鶴見の工場地帯が待ち受けている。 製鉄会社日本鋼管の岸壁に着いたのは五時頃で、一つ目の口からは約三時間。 二、三十隻ず....