祁山[語句情報] » 祁山

「祁山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

祁山の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
樹氷」より 著者:三好十郎
シン、ドシンと石の音) 香川 (それに合せて、支離めつれつな調子で歌「五丈原」)祁山《きざん》悲秋の風ふけて 陣雲くらし五丈原 零露《れいろ》の文《あや》はしげ....
三国志」より 著者:吉川英治
よし。もう惑わぬ」 姜叙、楊阜は歴城に屯し、尹奉と趙昂は、郷党の兵をひきいて、祁山へ進出した。 すると、趙昂の妻は衣服や髪飾りを、のこらず売り払って、祁山の....
三国志」より 著者:吉川英治
年冬、孔明スデニ天水、南安、安定ノ三郡ヲ攻取リ、ソノ威、遠近ヲ靡カセ、大軍スデニ祁山ニ出デ、渭水ノ西ニ陣取リケレバ、諸方ノ早馬|洛陽ヘ急ヲ告ゲルコト、霏々雪ノ飛....
三国志」より 著者:吉川英治
れはことばの遊戯以外の何ものでもないのである。いわんや晩年数次にわたる北魏進撃と祁山滞陣中の労苦とは、外敵の強大なばかりでなく、絶えず蜀自体の内にさまざまな憂う....