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祓う
「祓う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
祓うの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
いたというのであった。久次郎どのには怪しい獣の悪霊が付きまとっているので、それを
祓うために毎夜秘密の祈祷を行なっていることは、おふくろ殿もかねて御存じの筈である....
「牡丹灯記」より 著者:田中貢太郎
見た者は重い病気になった。土地の者は懼れ戦いて、玄妙観へ行って魏法師にこの怪事を
祓うてくれと頼んだ。 「わしの符※は、事が起らん前なら効があるが、こうなってはな....
「阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
)線香一封を趙家に持参して謝罪する事。 二、趙家では道士を喚んで首|縊りの幽霊を
祓う事(首縊幽霊は最も獰猛なる悪鬼で、阿Qが女を口説いたのもその祟りだと仮想する....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
チベットでは関羽の事をゲーサルギ・ギャルポ(花蕊の王という意味)というて、悪魔を
祓う神として大いに尊崇して居る。その多くは在留シナ人が参詣しますので此社には鶏な....
「牡丹灯籠 牡丹灯記」より 著者:田中貢太郎
見た者は重い病気になった。土地の者は懼れ戦いて、玄妙観へ往って魏法師にこの怪事を
祓うてくれと頼んだ。 「わしの符※は、事が起らん前なら効があるが、こうなってはな....