»
祝ぐ
「祝ぐ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
祝ぐの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
味を示しているのである。彼らはもとホカイビトの徒であった。ホカイビトはすなわち「
祝ぐ」人で、その語がただちに乞食を示すの語となっている。今も地方によっては、乞食....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
ち「寿」のことを「ことぶき」と云います。これは「ことほぎ」(言祝)で、言葉で以て
祝ぐの意であります。そこで祝言のことをば「寿詞」とも書いてあります。その言祝をな....
「茶漬三略」より 著者:吉川英治
― 御城下の田や山で、この頃よくきく歌は、光秀様の善政を謳歌し、明智家の開運を
祝ぐ声だった。実際、領内の御政治は、非難のしようもないほど、行届いて、平和に盈ち....