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神位
「神位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
神位の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ごとにその像を立てた。この猴かつて聖人、仙人、梵士および牛を護るに力《つと》めて
神位に昇ったと。わが邦でも熊野地方で古来牛を神物とし藤白王子以南は牛を放ち飼いに....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
、私の店には、一畳敷あまりの板看板が黒い天井から下っていた。それには三社御夢想、
神位妙伝方と記されてあった。 その中で生れた私は、人間というものは、誰でも生れ....
「C先生への手紙」より 著者:宮本百合子
からさほど遠くない金鍍金で包まれて居るのでございましょう? アメリカの婦人は、
神位にまで近づきます、けれども、「黄金の死」を死ぬのではございますまいか、私はこ....
「文学以前」より 著者:豊島与志雄
未明に、天子斎戒して昊天上帝を祭られた所であり、壇上には、昊天上帝に配して祖宗の
神位を奉祀し、日月星辰風雲雷雨の諸神を従祀されたのである。 壇は天円地方の義に....