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「神供〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

神供の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
移される他はあるまいと私も思っている。それから近江の多賀大社、あそこでは毎日烏に神供を与える行事が、今でもまだ続いている。安芸の宮島の女夫烏は、一年に一度しか祭....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
しらえて餅とともに神に供える。祭の後には烏が来てこれを食うことになっている。烏に神供を投げ与える風は、正月に東北一般に行われているが、処によっては秋にも同じ事を....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
って来た。節供の供という字は供するもの、すなわち食物ということでもあった。今では神供とか仏供とか、上に奉るもののみに限るようになったが、もとの心持はこの漢字の構....