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禁断症状
「禁断症状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
禁断症状の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「野狐」より 著者:田中英光
かげで私は、桂子の肉体と催眠剤の中毒患者になった。そのどちらもが一日でもないと、
禁断症状がおこり、私は口を利く気力さえない半死半生の病人のようになる。 そのま....
「裏切り」より 著者:坂口安吾
と、これをことこまかに報告して、落着きはらっていました。 「あすあたりからひどい
禁断症状だろうな。精神病院ものかも知れないと思うよ」 薄笑いさえ浮べて、一向に....