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禍難
「禍難〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
禍難の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、ニュージーランド原住民マオリ人は女根に破壊力ありとし古くこれを不幸の住所と呼び
禍難の標識とした、女神ヒネ、ヌイ、テポ冥界を宰《つかさど》り死人の魂を治む、勇士....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の王宮に詣《いた》り得る美なる素女《きむすめ》あらば、その女こそ目前差し迫った大
禍難を無事に避くべき妙計を出し得べけれと。 爾時《ときに》ヴェンガイン村に一素....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
めば、人死すれど、人がまずこの物を見れば害を受けずと。さればドライデンの詩にも「
禍難はコッカトリセの眼に異ならず、
禍難まず見れば人死に、人まず見れば
禍難亡ぶ」と....