秀英[語句情報] »
秀英
「秀英〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
秀英の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
だから紀代子にだけは未だ会わす顔はなかった。 四 夕飯が済むと、豹一はぶらりと
秀英塾を出た。塾を出ると道は直ぐ神楽坂だが、豹一は神楽坂を避けて、途中で吉田山の....
「断橋奇聞」より 著者:田中貢太郎
官の家ですよ、あんな大家だが、男のお子がなくて、お嬢さんが一人あるっきりですよ、
秀英さんとおっしゃってね、十八になります、まだお嫁いりなさらないのですよ」 「十....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
ある。脩は七月に鉄道庁に解傭を請うて入京し、芝|愛宕下町に住んで、京橋|西紺屋町
秀英舎の漢字校正係になった。脩の次男|行晴が生れた。この年は抽斎歿後の第三十四年....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
いから欲しい、ということは兼ねての念願であった、そうしてまず築地の活版であったか
秀英舎であったかの売店へ行って、一千字ばかり一本ずつ売って貰いたいといって申込ん....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
る必要があると考えています。 こうして私が今日まで実行し得ないでいる日曜休を、
秀英舎(今日の大日本印刷会社)の前社長、佐久間貞一氏が二十年前すでに実行して居ら....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
れましたろう多謝々々。その上傑作なら申し分はない位の多謝に候。『中央公論』などは
秀英舎へつめ切りで校正しています。君はそんなに勉強はしないのでしょう。雑誌を五十....