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私学校
「私学校〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
私学校の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「田原坂合戦」より 著者:菊池寛
背の議論が生ずる有様で、ついに池辺吉十郎等千余人、薩軍に馳せ参ずることになった。
私学校の変に次いで、西郷|起つとの報が東京に達すると、政府皆色を失った。大久保利....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
第一 国会期成同盟 兵馬の争いは言論の争いを停止するの力あり、鹿児島
私学校党の一揆は、ただに当時の政府を驚駭せしめたるのみならず、世の言論をもって政....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
、領内の各地に郷校を設けて武士庶民の子弟に文武を習わせた学館の組織はやや鹿児島の
私学校に似ている。水戸浪士の運命をたどるには、一応彼らの気質を知らねばならない。....
「若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
ーマン・タウン、父は教育家でした。この父は個性を尊重する理想主義の教育を主唱し、
私学校を建設しましたが、経営に失敗し、したがって、一家は物質的には恵まれませんで....
「貞操問答」より 著者:菊池寛
「ねえ、お母様。そのお金がないと、研究会の仕事が、駄目になってしまうのよ。ねえ、
私学校を出て就職するにしても、この頃は口なんか、てんでないのよ。だから、研究会の....
「学問の独立」より 著者:福沢諭吉
もうまん》ならざるを許す者あるべしと、あえて自からこれを信ずるなり。 帝室より
私学校を保護せらるるの事については、その資金をいかんするやとの問題もあれども、こ....
「学者安心論」より 著者:福沢諭吉
って私塾に入り、人民の学制によって成業したる者多し。今日においても官学校の生徒と
私学校の生徒とを比較すれば、その学芸の進歩、一得一失、未だ優劣を決すべからず。あ....
「学校の説」より 著者:福沢諭吉
の財を取扱うこと、あるいは深切ならずして、費冗《ひじょう》はなはだ多し。この金を
私学校に用いなば、およそ四倍の実用をなすべし。その失、一なり。 一、官の学校にあ....