秣場[語句情報] » 秣場

「秣場〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

秣場の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
戯作三昧」より 著者:芥川竜之介
豹子頭林冲《ひょうしとうりんちゅう》が、風雪の夜に山神廟《さんじんびょう》で、草秣場《まぐさば》の焼けるのを望見する件《くだり》である。彼はその戯曲的な場景に、....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
った。 名主文太夫は、野半天、割羽織に、捕繩で、御領私領の入れ交った十一か村の秣場を取り締まっているような人であった。その地方にある山林の枯れ痛み、風折れ、雪....
イワンの馬鹿」より 著者:菊池寛
るにはどうしてもあの牧場だな。」 そこで小悪魔は牧場へ出かけて行って、イワンの秣場に水をまき、草を泥だらけにしておきました。 イワンは野原から夜明け方に帰っ....