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「称号〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

称号の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
とであります。たとえば、学校の先生……ある人がいうように何でも大学に入って学士の称号を取り、あるいはその上にアメリカへでも往って学校を卒業さえしてくれば、それで....
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
ーベル賞を獲たのであるが、その他にも欧米の諸所の大学や学会から種々の栄誉ある賞や称号を授けられた。 溶液の研究は言わば彼の本筋の研究であって彼の世界的の地位を....
恐竜島」より 著者:海野十三
トは映画賞をもらったり、ワシントン大学の動物学教室から名誉博士《めいよはくし》の称号《しょうごう》をもらった。 ラツール記者は恐竜島の冒険物語を発表した。これ....
ヒルミ夫人の冷蔵鞄」より 著者:海野十三
トとを懐しがる若い男の話―― 「さっき御覧になったヒルミ夫人――あれは医学博士の称号をもっている婦人ですよ。専門は整形外科です。しかしそればかりではなく、あらゆ....
水の女」より 著者:折口信夫
に動いていたのである。 結論の導きになることを先に述べると、みぬまなどの郡郷の称号ができている。 数多かった壬生部の氏々・村々も、だんだん村の旧事を忘れてい....
最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
ても、政権に関係なく、村々の君主の祀った神を、子孫として祀っている者には、国造の称号を黙認していたようである。出雲国造・紀国造・宗像国造などの類である。倭宮廷で....
幸福のうわおいぐつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
得業士でして。」と、その男が答えました。 その答で参事官は十分でした。その人の称号と服装はそれによくつりあっていました。多分、これは村の老先生というやつにちが....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
の比較の証拠に立つのは麹町三丁目の船橋である。 船橋は有名な古肆で、御菓子司の称号を暖簾に染め出していた御用達である。屋号を朱漆で書いた墨塗の菓子箱が奥深く積....
ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
り出版された。 ファラデーの名声が高くなるにつれて、諸方の学会や大学から名誉の称号。その中にはオックスフォード大学の D.C.L. とキャンブリッジ大学の L....
反省の文学源氏物語」より 著者:折口信夫
者が多かった。其為に、源氏を称することを許された人が源氏であるのを、更に一番多い称号だという所から、皇族から臣下に降下した人をすべて、源氏と汎称する様になった。....
キド効果」より 著者:海野十三
が要るのじゃ。大学院を出てきた君にすら、こうはうまく取れない筈じゃ」 理学士の称号を貰い、三年の大学院の研究を終えて来た丘助手にとって、博士の仰有った一言は、....
「ケット」と「マット」」より 著者:喜田貞吉
いても、特に皇族より分れ出でたる人こそ真のヒトであるという事から、ここにマヒトの称号が起ったものであろう。 右は八姓の首たる真人の語の由来の説明であるが、それ....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
、葦原中国、玉墻内国、細戈千足国、磯輸上秀真国、或いは虚見倭国、秋津洲倭国などの称号が、古く呼ばれた事があった。その大八洲国とは群島国の義であり、その他も多くは....
エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
ける思いをするであろう。 父の代にはじめてエリザベスによって、エセックス伯爵の称号を設定された彼の家は、中世イングランドのあらゆる名族の血脈を引いている。ハン....
エタと非人と普通人」より 著者:喜田貞吉
踏み出しの方向如何によって、一歩の差は遂に千里の差となる。称号廃止以前のエタの状態を見るに慣れたものは、所謂エタと普通人との間には、まるで....