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種差
「種差〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
種差の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「現代史の蝶つがい」より 著者:宮本百合子
権掌握をしたのでもなかった。トルーマンには民主党のタフト・ハートレー法の撤廃、人
種差別の撤廃、物価引き下げ、強国間の協力推進という、明白な綱領があった。それらを....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
二つのものの間に静止的な絶対的な境界線を引くことを許さない、だから形式論理で云う
種差や夫に関係した徴標は今の問題ではない、問題は今事物の特徴に関わる。――思うに....
「少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
国を組織したいと思っているのだ。ドノバンはなんのためにその頑冥なほこりと愚劣な人
種差別とをすてることができないのだろう。なぜその偏狭な胸をおしひらいて心の底から....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
君も御同感の事と存じます。御承知の如く、欧州大戦の結果と致して、民族自決とか、人
種差別撤廃とか申す事は、全世界の問題となっております。過激思想の波及ということも....
「「特殊部落研究号」発行の辞」より 著者:喜田貞吉
堪えざるのみならず、また彼らを解放し給える先帝の聖旨に副わざるのみならず、現時人
種差別撤廃を世界に対して呼号する我が同胞間にありて、なおこの差別撤廃の実現せられ....
「特殊部落ということについて」より 著者:喜田貞吉
を以てするということは、実にゆるがせにすべからざる、大問題である。世界に向って人
種差別撤廃を呼号している我が国民として、依然これを放任するという事は、内に省みて....