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「種無し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

種無しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ね、私共は実は金《かね》の蔓《つる》を失ったわけなんでございますよ、神尾の殿様を種無しにしたんじゃ、これから先が案じられるのでございましてね、山ん中へ探しに行こ....
自警録」より 著者:新渡戸稲造
とかく人生の半分も来《こ》ぬうちに花どころか葉も根もみな枯らしてしまう。すなわち種無しになってしまう。 僕が新年を迎えるごとにもっとも強く心に省《かえり》みる....