穀潰し[語句情報] » 穀潰し

「穀潰し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

穀潰しの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
若き日の成吉思汗」より 著者:林不忘
とて、よもや老人子供に害は加えますまい。 台察児《タイチャル》 ええい、言うな!穀潰しめ! 言うに事を欠いて、この台察児《タイチャル》に向って降伏をすすめるとは....
夢鬼」より 著者:蘭郁二郎
のだった。 この観客にさえ嗤われる黒吉は、勿論親方にとって、どんなに間抜けな、穀潰しに見えたかは充分想像が、出来るのだった。従って、黒吉に対する、親方の仕打ち....
霊訓」より 著者:浅野和三郎
弊ありて一利なしである。何の得る所なき自己陶酔、キザな神様気取りの、聖者気取りの穀潰しが、一人出来上る丈である。日本国民は、一時も早くそんな陋態から蝉脱して、一....