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積出し
「積出し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
積出しの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
して持出した死骸は何うした」 又「それに就て種々話があるが、彼の時死骸を荷足船で
積出し、深川の扇橋から猿田船へ移し、上乗をして古河の船渡へ上り、人力車へ乗せて佐....
「政談十二社」より 著者:泉鏡花
、まず近いのが十二社、堀ノ内、角筈、目黒などへ行くのである。 見れば青物を市へ
積出した荷車が絶えては続き、街道を在所の方へ曳いて帰る。午後三時を過ぎて秋の日は....
「灰色の記憶」より 著者:久坂葉子
晩まで算盤をがちゃがちゃ云わせたり、カーボン紙を四五枚はさんで、ガリガリ鳴らして
積出しの書類に数字をかきこんだりすることや、輸出部ではサンプルのコストをタイプで....
「おりき」より 著者:三好十郎
も、野菜位、町の人に食って貰いてえと思っているが、なんせ、荷造りをして運賃を見て
積出しても、仕切値段が、こっちの手間代も出ねえと言う具合じゃ、一時はまあ何とかや....