積日[語句情報] » 積日

「積日〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

積日の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
霜凍る宵」より 著者:近松秋江
そのままそっと路次を引き返して表の通りの方へ出て来た。そして早く一応宿へ帰って、積日の辛苦を寛げようと思って電車の方に歩いてくると、去年の十二月の初めから、空漠....
樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
と、我参る度々に嬉しげにもてなして帰らんといへば今しばし/\君様と一夕の物語には積日の苦をも忘るるものを、今三十分二十五分と時計打眺めながら引止められしことまし....