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「空唾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

空唾の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
魔都」より 著者:久生十蘭
したら、何か非常な大事件だという事が旦那にものみ込めましたろう」 山木はグイと空唾をのみこんで、 「はあ、するてえと、殺り居ったね」 踏絵は懸命な声で、 「....
早耳三次捕物聞書」より 著者:林不忘
が今朝の花川戸であったから、辰は、それこそ蜻蛉のように大きな眼玉をぱちくりさせて空唾《からつば》を呑んだ。 老人は町奉行池田播磨守手付の用人伴市太郎という人で....