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「突ん出す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

突ん出すの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
骸骨の黒穂」より 著者:夢野久作
一これ位の縹緻の娘は直方には居りませんようで……ヘヘ。それから一升買いに十円札を突ん出す柄じゃ御座んせんで……どう考えましても……ヘエ。それで一層気を付けており....
つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
のち》を落としたかしれやしねえ。ねえ、親分、なおりしだい引っくくって恐れながらと突ん出すおつもりでがしょう。そうすれゃまた一つ、いろは屋の親分に箔《はく》が附こ....