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竜馬
「竜馬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
竜馬の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
る。安井息軒《やすいそっけん》も大変この按摩術《あんまじゅつ》を愛していた。坂本
竜馬《さかもとりょうま》のような豪傑でも時々は治療をうけたと云うから、早速|上根....
「四条畷の戦」より 著者:菊池寛
合、彼等の間に、不平不満の声の起きるのは当然である。 或日、塩谷判官高貞が良馬
竜馬を禁裡に献上したことがあった。天皇は之を御覧じて、異朝は知らず我が国に、かか....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
通うたという(『松浦廟宮本縁起』と『古今著聞集』第三十)。それほどの駿馬だにただ
竜馬の噂《うわさ》されしのみで、別段その号は伝わらず。惟《おも》うに小児が飼犬を....
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
のように乱れました。ええええ、その董、露草は、若様、この度の御旅行につき、白雪の
竜馬にめされ、渚を掛けて浦づたい、朝夕の、茜、紫、雲の上を山の峰へお潜びにてお出....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
である。どうも見覚えのあるような面魂《つらだましい》――そうだそうだ、土佐の坂本
竜馬だ、あの男によく似ている、見れば見るほど坂本
竜馬に似ている。
坂本
竜馬に似....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
づく者は、ちょっと誰だか見当がつかない」 「西郷はエライには違いない。土佐の坂本
竜馬が、西郷の度量|測《はか》るべからず、これを叩くこと大なれば、おのずから大に....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
歳 高杉晋作 二十九歳 伊藤俊輔 二十六歳 品川弥二郎 二十五歳 坂本
竜馬 三十三歳 山内容堂 四十歳 徳川慶喜 三十歳 島津久光 五....
「蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
邪神は年経たる蛇なり、かれが性は婬なる物にて、牛と孳みては麟を生み、馬とあいては
竜馬を生むといえり、この魅わせつるも、はた、そこの秀麗に奸けたると見えたり」と云....
「開運の鼓」より 著者:国枝史郎
の名声は既に日本的になっていた。ある時は彼は塾を構えて有為の人材を養成した。坂本
竜馬、陸奥宗光、いずれも彼の塾生であった。 しかし喬木風強し矣! 幕府の執政に....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
であり、偉大なる母ドゥルガである。そうしてこれらの仮面をかぶった役者が、あるいは
竜馬格闘の状を、あるいは男女酔歓の状を演出したのである。 林邑楽には右のほかに....