端粛[語句情報] » 端粛

「端粛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

端粛の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
草枕」より 著者:夏目漱石
、かかる表情を見た事がない。美術家の評によると、希臘《ギリシャ》の彫刻の理想は、端粛《たんしゅく》の二字に帰《き》するそうである。端粛とは人間の活力の動かんとし....
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
るのではない。脳中の活力は人一倍|熾《さかん》に燃えている。ただ外見上は至極沈静端粛の態《てい》であるから、天下の凡眼はこれらの知識巨匠をもって昏睡仮死《こんす....