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第四
「第四〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
第四の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「第四の夫から」より 著者:芥川竜之介
二の夫は歩兵《ほへい》の伍長《ごちょう》、第三の夫はラマ教の仏画師《ぶつがし》、
第四の夫は僕である。僕もまたこの頃は無職業ではない。とにかく器用を看板とした一か....
「河童」より 著者:芥川竜之介
てはいけません。あのマッグに聞かせたら、さぞ大笑いに笑うでしょう。あなたの国でも
第四階級の娘たちは売笑婦になっているではありませんか? 職工の肉を食うことなどに....
「校正後に」より 著者:芥川竜之介
ょうさいしい》からとった。原《もと》の話とほとんど変わったところはない。(新思潮
第四号)
○酒虫は「しゅちゅう」で「さかむし」ではない。気になるから、書き加える....
「誘惑」より 著者:芥川竜之介
れたまま、あとずさりに戸口へ退いて行《ゆ》く。
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望遠鏡に映った
第四の光景。表現派の画に似た部屋の中に紅毛人の男女《なんにょ》が二人テエブルを中....
「片信」より 著者:有島武郎
いものだ。かかる優越的な頼みを持っていながら、僕ははたして内外ともに無産に等しい
第四階級の多分の人々の感情にまではいりこむことができるだろうか。それを実感的にひ....
「星座」より 著者:有島武郎
片隅には「青年文」「女学雑誌」「文芸倶楽部」などのバック・ナムバアと、ユニオンの
第四読本と博文館の当用日記とが積んであるのを清逸は見て知っていた。机の前の壁には....
「宣言一つ」より 著者:有島武郎
。ここで私のいう労働者とは、社会問題の最も重要な位置を占むべき労働問題の対象たる
第四階級と称せられる人々をいうのだ。
第四階級のうち特に都会に生活している人々をい....
「想片」より 著者:有島武郎
うる立場は二つよりない。一つは第三階級に踏みとどまって、その生活者たるか、一つは
第四階級に投じて融け込もうと勉《つと》めるか。衝動の醇化ということが不可能である....
「生まれいずる悩み」より 著者:有島武郎
、第二の紆濤、第三の紆濤には天運が船を顛覆からかばってくれた。しかし特別に大きな
第四の紆濤を見た時、船中の人々は観念しなければならなかった。 雪のために薄くぼ....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
の開闢論と、オヴィドのメタモルフォセスによるローマ人の開闢論 ※ アメンホテプ王
第四世/太陽礼拝/ツァラトゥストラの考え方/ペルシア宗派のいろいろな見方/宇宙進....
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
目次 解説 第一章 幽明の交通とその目途 第二章 健全な生活 第三章 幽明間の交渉
第四章 各種の霊媒能力 第五章 幽明交通と環境 第六章 夫婦関係 第七章 真の宗....
「真夏の夢」より 著者:有島武郎
れました。 その時霧はふきはらわれて、太陽はまた照り始めました。しかして二人は
第四の門に近づきました。途中で帽子を落として来たおかあさんは、髪の毛で子どもの涙....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
一八三二年 同第二篇。 一八三三年 同第三篇、
第四篇、第五篇、第六篇(発表は翌年) 一八三四年 同第七篇、第八....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
信任案に対する賛成の理由を述べて、各位の賛同を求めたいと思います。 第一には、
第四次現吉田内閣は、独立後初めて成立せる内閣でありますから、独立後の日本をどうす....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
めての選挙をやったが得票数千二百票ばかりで敗れた。 その後昭和五年、当時の東京
第四区(本所、深川)からはじめて衆議院議員選挙に打って出たが、これも三千二百票ば....