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筆を投げる
「筆を投げる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
筆を投げるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「酒中日記」より 著者:国木田独歩
本音《ほんね》だろう。 可愛い可愛いお露《つゆ》が遊びに来たから、今日はこれで
筆を投げる。 五月四日 自分が升屋の老人から百円受取って机の抽斗《ひきだし》....
「入れ札」より 著者:菊池寛
助、憤然として筆を下ろす) 才助 爺さん、俺にかしてくれ。 九郎助 ほら。(
筆を投げる) (才助、それを受取り、弥助のそばへ行く) 才助 なあ、弥助兄....