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「筋塀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

筋塀の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
素早く竹筒を地上へ置いた。そうしてサッと後へ退がった。 二人の前から白粉が、一筋塀裾へ引かれていた。塀の一所に穴があった。穴を通って白粉が、戸外の方まで引かれ....
日和下駄」より 著者:永井荷風
くにざか》の往来に越す処はあるまい。赤坂離宮のいかにも御所らしく京都らしく見える筋塀《すじべい》に対して異国種《いこくだね》の楓の並木は何たる突飛《とっぴ》ぞや....