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筒切り
「筒切り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
筒切りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
に刺し、行燈型の枠を取付けた白角い七輪のトロ火で焙り乾かして、麦稈を枕大に束ねて
筒切りにしたホテというもの一面に刺して天日に乾かす。乾くと水飴と砂糖と醤油でカラ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
とになっている、すなわち、研《と》いでも、つくろっても、どうにもならない右の腕の
筒切りにされている附根の不恰好というものが、がんりきの百の野郎ほどの図々しい面の....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
てもみよ。冷淡無情で盲目で聾である人間らは、動物を締め殺し、その腹を割《さ》き、
筒切りにし、生きながら煮、苦痛にもがくさまを見ては面白がっている。アフリカの食人....