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答辞
「答辞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
答辞の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「星座」より 著者:有島武郎
ている。田舎の小学校のことだから、卒業式の時には尋常三年でも事々《ことごと》しい
答辞を級の代表生に朗読《ろうどく》させるのが常だった。その時その役に当ったのは加....
「いとこ同志」より 著者:宮本百合子
無くってよ。あの方は、小学校を優等でお出になったんですってね、そう? 津田さんが
答辞をお読みに成ったって云っていらしったけれども、それは真個なの」 「え真個。芳....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
七月の初旬に行われる。卒業式の順序は、あるいは音楽とか卒業生|総代《そうだい》の
答辞《とうじ》とか、あるいは卒業生の演説《えんぜつ》とかいろいろあるが、大学卒業....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
同は余ら二人の送別茶話会を開いてくれた。小田君が送別の辞を陳べてくれたので、余は
答辞を陳べねばならぬことになり、頗るまずい演説をした。碧梧桐君は松島遊覧の発句を....