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箕面
「箕面〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
箕面の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
日《きのう》京都から大阪へ来ました。今日朝日新聞にいる友達を尋ねたら、その友人が
箕面《みのお》という紅葉《もみじ》の名所へ案内してくれました。時節が時節ですから....
「大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
に住んでいた四条派末期の先生の作で、その画風は本格的で温柔そのものであった。図は
箕面の滝の夏景である。青い楓葉につつまれたる白布の滝が静かに落ち、その周囲は雲煙....
「宝塚生い立ちの記」より 著者:小林一三
遂げて、対岸に宿屋や料亭が軒をならべるに至ったのであるが、明治四十三年三月十日、
箕面有馬電気軌道株式会社(現在の京阪神急行電鉄株式会社の前身)の電車開通当時は、....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ん」 「なに、それしきの小勢か」 「はっ」 「さるに、何を手間どって」 「いや、
箕面、昆陽野のあたりからは夜どおしの雨風に打たれ、河内殿以下、人も馬も、泥人形の....