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算用数字
「算用数字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
算用数字の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ポラーノの広場」より 著者:宮沢賢治
で花を見ました。なるほど一つ一つの花にはそう思えばそうというような小さな茶いろの
算用数字みたいなものが書いてありました。 「ミーロ、いくらだい。」 「一千二百五....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
ら、あたしはみんなの石版をならべて、即興のでたらめのお話――児童作品長編小説を、
算用数字の2の字へ二本足をつけて、毎日つづけて話すのだった。これはたいした人気で....
「悲しい誤解」より 著者:豊島与志雄
あろうか。 身動きも出来ないほど込み合った電車で疲れ、会社の事務でまた疲れた。
算用数字がやたらに並んでる紙片を、分類し系統立てて、書記の方へ回すのである。書記....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
《おの》が買い入れたる菓子その他の食物《しょくもつ》を持ち来り、算術を教え給え、
算用数字は如何《いか》に書くにやなど、暇《ひま》さえあればその事の外《ほか》に余....
「黒板は何処から来たのか」より 著者:小倉金之助
中には、算術の授業に黒板を使用している絵があり、そこには「図の如く、教師、数字と
算用数字を呼で石盤に記さしめ、一同記し終りたるとき、教師盤上に記し、これと照準せ....