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節日
「節日〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
節日の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
俟《ま》ちて初めて歩み出す(コラン・ド・ブランチー、前出)。スウェーデンでは五月
節日《メイデイ》に妖巫黒兎をして近隣の牛乳を搾り取らしむると信じ、牛を牛小舎に閉....
「青年」より 著者:森鴎外
かに一捩り捩られて、長い書生羽織に包まれた腰が蹂口に卸された。 諺にもいう天長
節日和の冬の日がぱっと差して来たので、お雪さんは目映しそうな顔をして、横に純一の....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
の日のみに許されることであったのを、自由に任せて毎日のごとくこれを受用し、結局は
節日や祭の期日の印象を微弱ならしめたのである。 しかもこの自由を富や権力の乏し....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
などではみんな折目節目と呼んでいる。そういう中でも全国を通じて、最もよく知られた
節日は一年の境の日であった。 現在はオセチを除夜の夕食にたべてしまうのが不思議....