節理[語句情報] »
節理
「節理〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
節理の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「高山の雪」より 著者:小島烏水
る。
即ち普通の風化作用では、岩石の性質によっては凸凹が烈しく、あるいは岩石の
節理が膨《ふ》くれ立ちて、木輪が、磨滅した木の肉から浮ぶように、抓《つま》み上が....
「一ノ倉沢正面の登攀」より 著者:小川登喜男
と、直ちにすぐ上に拡っているなめたような一枚岩の大きな岩場を、縦に走っている岩の
節理に導かれながら登って行く。 この一枚岩のきれいに磨かれた岩場は、三十度あま....
「層雲峡より大雪山へ」より 著者:大町桂月
に非ず。巌峰の連続にして、支渓おりおり単調を破る。その巌峰は流紋岩にして、柱状の
節理を成す。奇怪といいても尽さず。霊妙といいても尽さず。ただこれ鬼神が天上に楼閣....
「台川」より 著者:宮沢賢治
》ったたんとも。」 〔やっぱり裂け目です。裂け目でいいんです。〕習ったというのは
節理《せつり》だな。
節理なら多面《ためん》
節理、これを
節理と云うわけにはいかない....