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節酒
「節酒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
節酒の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
、晩酌に五勺ばかりやって見たところでまるで、雀が水を浴びるようなものさ。なかなか
節酒ということが行なわれるもんじゃない。飲むなら飲む、飲まないなら全く飲まない―....
「憑きもの」より 著者:豊島与志雄
酒と同居するほど常住には飲まず、さりとて離別するほど禁酒はせず、別居という程度に
節酒するという、甚だ頼りない次第であり、実はまた最も困難な次第でもあった。 考....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
用して調味すること、ただそれだけの手順で結構|刺戟性に富んだ飲物が得られる。この
節酒が容易に見当らないからな。自慢だが、この代用品はどうしたものだろう。」 「な....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
からには、好い酒がたっぷりと
いつも穴倉にあるようにいたして置け。
しかし自分は
節酒して、うかと機会に誘われて、
酔ってしまわぬようにいたせ。
良※令
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