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「簡朴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

簡朴の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
の起らんとするや、そが創始時代の制作には必ず原始的なる粗野の精力とこれを発表する簡朴《かんぼく》なる様式との間《あいだ》に後人《こうじん》の見て以て窺知《うかが....
フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
思うと深い呼吸がこちらからも放たれてゆく。 開放された、全く。原始の自由のこの簡朴。 ただ、黙々と光る麦稈帽。 私はしみじみとまた、私のホワイトシャツの、....