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籖
「籖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
籖の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
遅いのを気遣って居た旨を述べて「サア丁度手品が是から興に入る所です、今お客の中で
籖を引き、一人其の手品の種に使われる約束で、大変な方が其の
籖に中《あた》ったから....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
ho”の発表の晩じゃないか」 “Bicho”というのは、ブラジル特有の動物|富
籖である。|蟻喰いの何番、山豚の何番というように、いろんな動物に分けて番号がつけ....
「誤った鑑定」より 著者:小酒井不木
ューヨークの生活が厭になって、田舎へ引き籠ったとかききました。しかし一ばん貧乏|
籖をひいたのは、警察医のスチューワート氏でした。誤まった鑑定をしたために、その後....
「山の人生」より 著者:柳田国男
赤山というところに往ったと語ったが、赤山の住侶はいずれも仙人で、おのおの『雲笈七
籖』にでもあるような高尚な漢名を持っていた。天狗などは身分の低いものだと大いにこ....