米塩の資[語句情報] »
米塩の資
「米塩の資〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
米塩の資の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
を運転させて、どこまでも教育家らしい店構えを張りつづける覚悟でいた。いや、たとい
米塩の資に窮さないにしても、下手は下手なりに創作で押して行こうと云う気が出なかっ....
「抱茗荷の説」より 著者:山本禾太郎
し、広い家の中には祖母と母と、君子の三人だけがさびしくとり残された。そしてついに
米塩の資を得るために母は日夜|機を織らねばならなかった。暮しは日一日と苦しくなり....