粗っぽい[語句情報] »
粗っぽい
「粗っぽい〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「駅夫日記」より 著者:白柳秀湖
の水の淀んだところを亀の子島という。 大崎停車場は軌道の枕木を黒く焼いて拵えた
粗っぽい柵で囲まれている。その柵の根には目覚むるような苜蓿の葉が青々と茂って、白....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
もいるが――それが弥次兵衛という戸長の下に、大家族式な生活を営み、ざッかけない、
粗っぽい、極めて不しだらな――中にも整然たる階級を持って、 (男を磨きあう) ....