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糾問
「糾問〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
糾問の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
量って法印玄以、施薬院全宗、宮部善祥坊、福原直高、浅野長政諸人が関白の命を含んで
糾問《きゅうもん》に遣って来た。浅野弥兵衛が頭分で、いずれも口利であり、外交駈引....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
長を殺したと称して、我々を乱す計略に相違ない、使者の者を留めて置いて、再応仔細を
糾問《きゅうもん》すべし」 使者というのは七条油小路の町役人であって、その申告....
「かもじの美術家」より 著者:神西清
を乗せた橇はもう影も形も見えず、わたしは早速いつもの席へ坐らされて、たてつづけの
糾問ぜめでした。一体どれほどの時間アルカージイと二人っきりでいたか、というのです....
「三国志」より 著者:吉川英治
くと、 「すぐ連れて来い」と、中軍へ二人を呼び、そして軍法にかけて、敗戦の原因を
糾問した。 「十日の間は、かならず守備して、うかつに戦うなと命じておいたに、なぜ....