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紀律
「紀律〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紀律の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「斗南先生」より 著者:中島敦
、(と三造は、まず書いた。) 自分がかつてその下に訓練され陶冶《とうや》された
紀律の命ずる方向に向っては、絶対盲目的に努力し得ること。それ以外のことに対しては....
「三面一体の生活へ」より 著者:与謝野晶子
ために前車の覆轍を示したことになります。また露西亜人とても何時まで今日のような無
紀律な状態が続けられるものでもありません。きっとこの颶風が過ぎたら、その善良な平....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
でもありませんが、しかし我々は隠れて戦うのです。そしてもうちょっと前なら、我々は
紀律をもって戦うのだと言えたでしょう。諸君にその気さえあれば、奴らを打ち負かすこ....
「フランケンシュタイン」より 著者:シェリーメアリー・ウォルストンクラフト
らおうとおもって雇ったわけです。 特長も気性のすぐれた男で、気のやさしいことと
紀律のきびしくないことで、船のなかでも目立っています。この男の誰でも知っている廉....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
舞踏をやるです。舞踏は足を揃えて歌に調子を合わせ庭を踏み鳴らして跳り立てるです。
紀律がちゃんと立って居ってちょうど
を見るようです。けれどもともと男女が入り混....
「武士道の山」より 著者:新渡戸稲造
従って、ほぼ五帯に区分するを得べし。 その麓に蝟族する輩は、慄悍なる精神と、不
紀律なる体力とを有して、獣力に誇り、軽微なる憤怒にもこれを試みんと欲する粗野漢、....
「三国志」より 著者:吉川英治
って来て、こう復命した。 「ざっと十万ばかりおりましょう。しかし狐群狗党の類で、
紀律も隊伍もなっていません。正面から強弓をならべ、少し箭風を浴びせて下さい。それ....
「三国志」より 著者:吉川英治
テミナ垂泣ス)と「襄陽記」の内にも見える。 そのため、敗軍の常とされている軍令
紀律の怠りは厳正にひきしめられ、また孔明自身が官位を貶して、ふかく自己の責任をお....