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紀聞
「紀聞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紀聞の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
り、その形※に似る、嘴|鸚※《おうむ》のごとく八足あり〉、また『類函』四四九に『
紀聞集』を引いて天宝四載広州海潮に因って一蜈蚣を淹《ひた》し殺す、その爪を割《さ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
貧窮組というのは、一種の不得要領な暴動でありました。明治六年の出版にかかる「近世
紀聞」という本に、その時代のことをこんなふうに書いてあります。 「是より先、米....
「歴史と事実」より 著者:坂口安吾
以前新井白石の「西洋
紀聞」によってシドチ潜入に就て小説を書いたとき、屋久島はどんな島かしらと考えた。....
「フシギな女」より 著者:坂口安吾
・バッチスタ・シドチという宣教師が死を覚悟で密航してきたことがある。白石の「西洋
紀聞」につまびらかな話です。シドチが日本の地を、はじめて踏んだのが、屋久島の尾の....
「アイヌ宗教成立の史的背景」より 著者:知里真志保
れていたことは、江戸時代の文献が、明らかにそれを伝えているのであります。 『津軽
紀聞』という本があって、高倉新一郎氏によればそれは今からおよそ二百年近くも前の、....