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「紀要〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

紀要の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:寺田寅彦
た。 池の水の振動、いわゆるセイシについては、本多さんたちの調べた結果が、大学紀要の二十八巻の五に出ている。ブリキで作った小さな模型もあったはずである。この池....
藤棚の陰から」より 著者:寺田寅彦
なく砂が港口に押し寄せて来て始末がつかなくなった。 故工学博士|広井勇氏が大学紀要に出した論文の中にこのときの知事のことを“a governor less w....
十二支考」より 著者:南方熊楠
事は、一九一四年『英国菌学会事報』七〇頁と、一九一八年『エセックス野学倶楽部特別紀要』一八頁に、故リスター卿の娘でリンネ学会員たるグリエルマ嬢が書き立て居る。(....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
る*。 * 「時事と他の現象――それが仮に週期的刊行物の現象(アカデミカルな大学紀要の如き)であっても好い――とを区別しているのだから。 新聞の根本概念規定は....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
も愚かな話であった。けれども赫々たるその功績は没すべくもなく、公刊せられた『大学紀要』上におけるその論文は燦然《さんぜん》としていつまでも光彩を放っている。宜《....
文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
ざるところのあったのも一原因であるが、人物の如何もまたはなはだ影響している。大学紀要並びに数物会記事に数学の論文が至って少ないのは著しい。東北大学の開設以来同大....
法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
精緻なる研究を考古学会雑誌上に発表せられた。ついで三十一年にはそれが東大工科大学紀要となり、同君はこれに依って工学博士の学位を贏ち得られたのである。同君の新研究....
日本歴史の研究に於ける科学的態度」より 著者:津田左右吉
えたものであるが、このことについての詳しい考証は近く発刊せられるはずの『東洋史会紀要』第五冊にのせておいた。)このような出典などを詮索せずとも、この句を含む「令....
アイヌ語学」より 著者:知里真志保
されたのは、遠く明治20年にさかのぼるのでありますが、それが初めて『日本帝国大学紀要第一』に載ったときには、当時東大の教授として言語学の王座を占めていたバジル・....
魯迅さん」より 著者:内山完造
た。みんなが版画を彫ったのを集めて、その中からいいものを選んで版画集を作り、木刻紀要第一集が出た。また、その一方に古い版画、明代の小説の挿絵とか、詩箋、便箋の技....