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紀貫之
「紀貫之〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紀貫之の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「「女らしさ」とは何か」より 著者:与謝野晶子
の中性化」が論じられなければならないはずです。「女のする日記というもの」を書いた
紀貫之も、同じ理由から、その「男らしさ」を失った人間として批難されねばなりません....
「海神に祈る」より 著者:田中貢太郎
のは、土佐日記に、「十二日、雨ふらず(略)奈良志津より室戸につきぬ」と在る処で、
紀貫之が十日あまりも舟がかりした港であるが、後にそれが室戸港の名で呼ばれ、今では....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
鼓の音もやみ、捕手の灯の数も減るともなく気抜けして、別な方角へ散ってしまった頃。
紀貫之の歌碑がある潮明寺の床下からソロリ……と這いだして、目を光らせ、かがみ腰に....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
いちばん有名なのは七曲の玉の緒、一名を蟻通しという話、これは今から千年も昔、
紀貫之の時代よりも前の事とさえ言われている。大きな玉に穴がとおっていて、その穴が....