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「約定書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

約定書の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
永日小品」より 著者:夏目漱石
通りの俵を持って、行きますと、――実に狡猾《こうかつ》な奴《やつ》がいるもんで、約定書《やくじょうがき》のうちに、もしはなはだしい日限の違約があるときは、八千円....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
まるることなく、あるいは大工、左官等のごとき職人に命じて普請を請け負わしむるに、約定書の密なるものを用いずして、後日に至り、その約定につき公事《くじ》訴訟を起こ....
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
もいかず、実は近いうちに取り毀して新しい隠居所を建てるつもりなのだと、いろいろの約定書や絵図面を取り出して、隠居は伝二郎の申し出に半顧《はんこ》の価値だも置いて....