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紋章学
「紋章学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紋章学の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
脇に取り除け、綸子と尚武革を斜めに貼り混ぜた美々しい装幀の一冊を突き出すと、
「
紋章学※」と検事は呆れたように叫んだ。
「ウン、寺門義道の『
紋章学秘録』さ。もう....
「伸子」より 著者:宮本百合子
のだ。伸子は、興味をもって、しかし実に窮屈に、二時間そこで過した。彼女は、珍しい
紋章学の話を、家柄の自慢とともに、ウールの靴下をはいて、薪をストオヴに焚いている....